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嬉しい出来事

コラム

こんにちは。
河野です。

本当は4月の2回目のブログ更新でキリンについて文章を作成していました。出来上がってはいたのですが、ちょっと暗い内容の文章になってしまっていたので、掲載しようか迷っていました。
ここ数日、新型コロナウイルス感染者数も徐々に減ってきてはいますが、まだまだ予断を許さない状態です。このゴールデンウィークの「ステイホーム」が本当にこの後に大きく影響してくると考えています。暖かくなってきましたし、旅行に行きたい気持ちも十分理解できますが、自分だけは大丈夫!!と言う気持ちを捨てて、ほんの少し我慢すればその後の楽しい将来が待っていると信じて乗り切りましょう!!
自分自身へ向けてのメッセージでもあります。

 

という事で、暗い内容ではなく、明るい内容で(^^)/

いきなりですが、望月新一京都大学理数解析研究所教授をご存知ですか?
簡単なご略歴としまして、16歳でプリンストン大学(超名門大学)に飛び級入学し、23歳で博士号を取得し、32歳で京都大学の教授になられました。32歳で教授って凄過ぎます!!(wikipediaより)
その望月教授が4月初旬に現代数学において最も難解なABC予想を証明した論文が専門誌に載ったとネットニュースにありました。
昔どこかで聞いたことあるなと調べてみると、2012年に望月教授が論文をインターネット上で発表したとあり、そのことを思い出しました。

学会誌などに受理された論文が正しいものか、査読と言う工程があり、新しい解釈があるかなど有識者に精査してもらって手直しに次ぐ手直しにより、数か月とか経ってから論文が発表されます(私は学会誌に論文は書いたことはありませんが、後輩によると査読者好みの文調になっていくため、最初に書いた時と査読後の完成した時では別物になっているなんてこともザラにあるようで、心が折れていくそうです・・・)。この査読があると論文の評価は上がります。

でも、このABC予想の証明の論文は600ページ以上あり、査読に7~8年かかったそうです( ゚Д゚)
その理由は、望月教授の理論が斬新で難解であったため、名だたる数学者にも理解できなかったからだと言われています。そして様々な理論が駆使されており、それぞれの理論に対して説明できるけど、それらのすべての理論を合わせた新理論を説明できる学者がいなかったそうです。望月教授がどれだけ人間離れした頭脳かご理解いただけたと思います。そんな凄い方が海外の大学に行かずに、日本で教鞭を執られている事が素晴らしいと思いました。京都大学理数解析研究所には望月教授と高いレベルで話が合う素晴らしい研究者が集結しておられるのでしょう。

私のような一般人には到底理解できませんが、日本でご活躍されていることはとても誇れることですよね!!
このABC証明によって他の難解な数式も解けるようになるそうですから、まさに大発見です!!さきほども言いましたが、私は理解できませんが、新型コロナのニュースが多い中でとても嬉しいニュースでした(^^♪

そして、大学時代に物理数学と言う講義があって(MRIの基礎となる数式のため)、その教授も頭の中で5次元空間を創れる?造れる??みたいな変な話をしているのを思い出したので、またそのうち書きまーす!!