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梅雨明け

コラム

こんにちは。
河野です。

この時期になると毎年梅雨の話題をブログで書いています。2020年に平年よりもかなり遅い(8/1頃)梅雨明けとありました。気象庁のデータに名古屋の約70年分のデータがあったので、梅雨明けの日付と回数を正規分布のグラフにしようと思いました。

下図梅雨明け日参照。

正規分布の触りを少しだけ説明しますと、確率分布で平均値に沿って左右対称に集積するような分布となります。
ネットにあった簡単な例では、身長ですね。男性の平均値が170cmぐらいを中心に多く、185cmの高い人や155㎝低い人は少ないなど。あくまで例ですよ。
試行回数が多いほど値は信頼されるので、梅雨明けの話に戻りますが、1951年からの名古屋のデータがありましたので、約70年分のデータがあり、一応信頼度はそれなりにあると想定します。昔筑波大学の統計を専門に学んでいた知り合いに母数が30以上あれば十分信頼できる数字と教えてもらいました。

で、データをプロットしたのですが、確かに手書きのオレンジのラインのように分布しているように見えませんか?横軸は日付、縦軸は頻度です。手書きの理由は諸事情により実際のラインとは異なります(◞‸◟)イメージです☆

2020年の8月1日頃の梅雨明け(赤〇)や1963年の6月22日頃の梅雨明け(緑〇)はどれだけ乖離をしているかを標準偏差(SD)で確認しようと思い、こちらも実際にエクセルさんに計算式を打ち込んだのですが、私の伝えたいことをエクセさんが解釈してくれなくて作成出来ませんでした。横軸を日にちにすると上手くいきません・・・。
手書きのオレンジのラインの時と同様に諸事情と言い訳をしつつ、完全な私の実力不足で作成出来ませんでした(T_T)

と言った形で今年の梅雨明けは7月20日頃と記載がありましたが、ここ70年ほどのデータを元に、だいたい梅雨明けは7月15日~7月25日あたりかなと想定出来ます。ただ、先ほども言いましたが、乖離する年も存在してくるので、その間に集積してくるとは示唆されますが、あくまでも過去データからの想定ですね。

※データ参照 気象庁HP 各種データ資料 梅雨入り地梅雨明け(確定値)より