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珈琲タイム

 こんにちは。ラピスの榛葉です。

お盆休み、この夏の暑さから少しでも逃れるべく、標高2.000mの蓼科の貸別荘で2日間過ごしました。

 蓼科は、朝晩は暖房が欲しい程、肌寒かったです。シャインマスカットとこのひんやりした空気のいずれかを持ち帰っていいと言われたら、迷わず後者を選んだでしょう。本当に贅沢な涼しさでした。

 白華湖に、珈琲焙煎体験が出来てなおかつ、その豆で淹れた珈琲を飲ませてもらえるカフェがあり、人生初の焙煎にチャレンジしてきました。と言ってもやり方は簡単。ガスコンロの上で、陶器製の焙烙(ほうろく)に入れた生豆を10分程煎るだけです。コツを教えていただきながら、好みの中深煎りになるまで、ポップコーンのような、ポンポンというはぜる音(一はぜ)が、ピチピチという(二はぜ)に変わるまで、色を見ながら焙烙をよく振って、均一に仕上げていきます。淹れたての珈琲とも違う、香ばしい香りがしてきます。

 私は毎週土曜日、自家焙煎した珈琲豆を販売しているお店で働いています。

 お店では、数㎏単位で焙煎するので、機械も大きいですし、過熱水蒸気焙煎という特殊な方法を用いているので、家庭で同じことはできません。お客様の中には、生豆を購入してご自宅で焙煎される方もいらっしゃいます。

 こだわりがあって、すごいなあと感心していたのですが、チャフという焼けた薄皮が周りに飛び散るため、室内で行うと後片付けが大変なのです。でもこの焙烙は陶器製で、チャフが飛びにくい構造になっています。熱容量が大きく、遠赤外線効果で、火の当たりが柔らかく、初心者でも比較的気楽に行えます。

 家はオール電化でIHなのですが、幸い1口ラジエントヒーターがあるので、体験で使用したのと同じ焙烙を購入してきました。

 それから毎週土曜日に、100gずつ好みの生豆を数種類買って帰り、50gずつ焙煎して、美味しくて新鮮な珈琲をいただいています。実を言うと、私が家で焙煎したのは一度だけ。ムラ焼けで上手くできませんでした。でも家族がYouTubeを見ながら何度も挑戦。徐々に腕をあげて、いまではとても上手に焙煎してくれるようになったので、私は出来上がりを待って飲む側でいいかなあと。こんな贅沢はないですよね!

 

写真の灰緑色がかかった生豆は一粒が小さいですが、焙煎により、ひとまわり大きくなり、水分が抜けて18%程軽くなります。焙烙の上の穴から豆を入れ、筒状の取手から取り出し、冷まします。